鈴と風





「…三段飛脚…か…。彼奴を救うぞ?風珸。我も出来るだけ戦おう。」


「レイド…ありがとう…。」


素直にお礼を言った。


「気持ち悪い…男が言うな…。」


軽蔑の眼差しを向けるレイド…。


「ひでぇな…とりあえず、いっちょやりますかっ!!」



俺は片手に剣を持った。