「そんな事どうでもいいや。」


鈴夏は剣を出した。しかも片手ずつ…。



「鈴夏…!!戦う気かっ?!」

レイドは驚きを隠せない。

俺もそうだ。


「当たり前でしょ?敵同士なんだから。」


ふふんとあざ笑った鈴夏。


「…敵か…。ならっ、お前を救うよ。」


「救えるわけがないじゃん?風珸。」


「救えんだよ。お前が光のプリンセスなんだから。」


「はっ?!どういう事よ?」


目を開いた鈴夏。