鈴と風





「何故ゆえにバラがあるのじゃ?」



「えーと…飾り付けだってさ。体育館に飾るみたい。」


レイドの問いに答える。


「折り紙どうすんだよ?一週間しかねぇんじゃ意味ないんじゃね?」


「輪っかを作ろう。」



「塔雅…聞いてへんのか?一週間しかないんやで?間に合わへんで。」


うぬぬと頭を抱える塔雅。



「紙吹雪にすりゃいいんじゃね?」


「片付けも私たちの役目だよ。」


あっちゃーと風珸。



うーん…。