「…上の命令だろ?壊せってな?」



鈴夏は目を閉じてよった。




「…何故?」


フラットはビックリしてよる。



「…私を山神にしようとしたのは、間違い。」


「そんなはず…あり得んぞ?」


「知らなかったわけ?私はただの妖力持ってんじゃない。嫌でも、相手の過去などに触れるんだ。」


鈴夏…。




鈴夏が近寄らん意味が分かった…。



怯えてたんや…私たちが離れんようにしていたんやな…。