「マズイな…。調べたやつと違うで…。」


唇を噛みしめる塔雅。


「なんや?」



「…あのウルフ…別の妖力を感じたで…。」



別の妖力…?




「……蛇か…。」


風珸の言葉に頷いた塔雅。



言われてみれば…そうやな…。