「鈴夏ちゃんに何が分かるんや?」 「確かにね…。でも…私は物に触れるだけで…感情が分かってしまうの…。」 この写真に触れた時、辛さが出たから。 「それと…鈴香ちゃんだっけ…?それなら、塔雅の後ろにいるよ?」 私は塔雅の後ろを指した。 「塔雅…。」 可愛らしい声で話す鈴香ちゃん。