…中学まで一緒なんだ…。
いつからは分からない…。
いつの間にか好きになっていた…。
「…俺は…好きで光の王子になったわけじゃねぇよ…?」
かすれかすれの風珸。
「いーじゃん。」
私は睨みながら言った。
「睨むなよ…。でも、助かった…。ありがとう。」
「いつもだろ…?どうせ友達なんだから…。」
「…話…逸れるけど…校舎に行こうか…。」
「ああ…時間か…。」
私は時計台を見た。
時計台はダイヤで埋れている。キラキラ…輝いている。
そんなにいらないだろ…。
風珸…いつになったら、私たちは両思いなんだろうね…?


