「剣じゃないとすれば…何が目的だ?」 「多分…鈴夏の持つ笛じゃろうな…。」 笛…。 「“神殿の笛”…。」 「多分…な…。」 「何なんだよ?二人とも…俺にも説明しろよ。」 風珸はサッパリ分からないのでイラついているようだ…。 「ここじゃ無理。あそこに行こう…。」 私は場所を提案した。