「あいつ…なんのつもりだろうな…?」


私は首を傾げ、目をつぶった。


龍瑚は私の事を狙ってるとしたら…。



「…私か、多分、この剣だろう…。」


「多分…違うと思うぞ?鈴夏。」

龍の置物らしい姿で飛んでいるレイド。


「人前で飛んでいいのかよ?」


ごもっとも…。



「ああ…平気じゃ。」


アッサリ言ったよ…。