「鈴夏は俺の彼女なんでね…。諦めてくれねぇか?龍瑚。」


風珸は私の肩に手を置いて言った。


「フン…諦められへんな…。鈴夏ちゃん、まったなぁ。」


龍瑚…は手を振って去った。



「誰だよ?あいつ…。」

風珸が尋ねた。


「知らないよ…でも…関西弁みたいだね…。」




…嫌な予感しか出てこないのは気のせい?