「風珸…!!寝てなさいよ!!」
詩織が俺に怒りやがった。
俺は人差し指を耳にいれた。
うるせぇな…。
「別にいーだろ?鈴夏は俺の彼女なんだから。」
「はぁ?この凡人が?」
「私をなめない方がいいと思うよ?瑠衣花。」
鈴夏は瑠衣花に挑発した。
「フン…。この勝負見えておるのぅ…。」
レイドが隣でつぶやいた。
「何で…龍姿でいんだよ?…ゲボッ…。」
レイドは小型の龍の置物っぽい姿で机の上にいた。
「良いじゃろう?この姿の方が落ち着くからのぅ…。」
単純な理由だな…。
鈴夏が勝つって事か…。
レイドは自信満々だな…。


