「鈴夏…ゲボッ…気にしなくていーから…入ってくれ。」


咳き込みながら話した風珸。


「窓から…?」


私は言った。



「当たり前だろ…ゴボッ…どっからはいんだよ?」



「風珸!!やめなさい!!」


阻止する風珸のお母さん。


「うるさいな…。こいつは、詩織って呼んで構わないから。」


睨む風珸。



「…詩織さん…。」


私は気迫に負けそうだ。



「誰が許可したの?人殺し!!」



怒る詩織さん。












堪忍の緒が切れそう。


レイドは用事があるとかで今はいない。