鈴と風





「えーと…如月…鈴夏といいます。こちらは…風珸の家でよろしいですか?」


私は片言…。



「そうだけど…あなたは誰なの?」


睨みながら言う女の人。


初対面相手に睨むなよ…。




「風珸と同じ学校です。」

私は言った。



「鈴夏…!!」

風珸が窓から顔を出した。