絶対的黒髪ガール 〜マイ ヒーロー〜


山崎は、俺の腕に絡みつくと、
その豊満な胸を押し付けた。



そして、優季をじっと見つめて、
こう言った。



「奏太朗くんって、優季の彼氏なんだぁ〜。あたしも好きになっちゃったんだけどぉ♡」




なっ…なんだと…



俺が…好き…?


ふざけんな。





そして小さく呟いた。



「柏木優季………死ね」