「ちょっ………」

俺はキッチンを出ていこうとした眞柚亜の腕をつかんだ。



そして抱き寄せた。

ちなみに言うけど、俺、女にこんなことしたの初めてだからさ。

眞柚亜の顔が赤いのは気のせい?
違うよな…


そのまま唇を眞柚亜の唇に近付ける。

唇と唇が重なる。




これが眞柚亜と俺のファーストキス。