カレーのいい香りが漂ってくる。

そういえば、眞柚亜はカレーが一番の得意料理だって言ってたっけ。

「ちょっと手伝って。」

眞柚亜がキッチンから呼んでる。

俺は読んでいた本をテーブルに置いてキッチンへ行く。
キッチンでは眞柚亜が忙しそうに手を動かしていた。
「この中にルーを入れて混ぜて」

「分かった。」

固形のルーを鍋に入れて混ぜる。美味しそう。

眞柚亜は隣でスープ作り。こっちも美味しそう。

眞柚亜の料理は母さんより美味しい。