電車を降りて深耶と別れて眞柚亜の待つ家に帰る。 俺は陸上が好き。 走るのが好き。 俺に走る力と時間が与えられる限り走りたい。 こんなにも好きな陸上を続けられるのは眞柚亜がいるから。 許される限り走ることに打ち込みたい。