「どんなヤツ?」
「どんなって……」
───────
───……
一応確認するだけだからね!と、誰に言うわけでもなく無駄な気合いを入れて、恐る恐る中身を開いて見てみた。
「──」
正直、どうしてこんな人がお見合いを?と思わずにはいられないほど、容姿だけなら誰が見ても合格点を出すだろう。
いや、容姿だけじゃなかった。
経歴も。
誰もが知ってる有名大学出身で、これまた誰もが知る旧財閥系商社の社員。
まだ28歳。結婚に焦る年齢でもなさそうだし、お見合いしなくてもこの人なら自分で見つけられそう。
しかも、上に2人、お兄さんがいる。跡取りというわけでもなさそう。
さらにはそのお兄さん達はまだ独身。なのに、どうしてお見合いなんかするの?
一通り目を通して感じた素朴な疑問だった。
「どんなって……」
───────
───……
一応確認するだけだからね!と、誰に言うわけでもなく無駄な気合いを入れて、恐る恐る中身を開いて見てみた。
「──」
正直、どうしてこんな人がお見合いを?と思わずにはいられないほど、容姿だけなら誰が見ても合格点を出すだろう。
いや、容姿だけじゃなかった。
経歴も。
誰もが知ってる有名大学出身で、これまた誰もが知る旧財閥系商社の社員。
まだ28歳。結婚に焦る年齢でもなさそうだし、お見合いしなくてもこの人なら自分で見つけられそう。
しかも、上に2人、お兄さんがいる。跡取りというわけでもなさそう。
さらにはそのお兄さん達はまだ独身。なのに、どうしてお見合いなんかするの?
一通り目を通して感じた素朴な疑問だった。

