短・チョコレートな恋【完】

「で、先輩はいつまでそこに突っ立ってんの?」



涼太君が言った。



ほら、あたしなんてなんとも思ってないんだもんね。




分かってた、知ってたけど、それじゃぁ、辛いよ。



あたしの事、少しくらい見て欲しかった。