「つーかさー、授業めんどくね?」

誰かが言いはじめたのに便乗してみんな騒ぎ始める。

「今からバックれるか!?」

誰だ授業バックれるとかって調子乗ってる奴。

いい考えとかって調子乗せるようなこと言ってる奴もいるしなー…

『隆聖。憂聖。
屋上行くよ。』

ここは五月蝿い。
こんなとこじゃ落ち着けねー。

「お、おう。
でも授業でなくていいのか?」

憂聖何ほざいてんだコイツ。

『授業なんてろくに出ない隆聖が何言ってるの。いいから行くよ。』

授業なんて簡単すぎるんだよ。
先生も馬鹿ばっかで面白くないし。
先生が留年するとかいうから来てるだけだから。

「茉美ー。
俺らも行っていいかー?」

…自分の成績知っててこれ言ってんならグーパンチだよなww

『自分の成績わかってる?
次に赤点取ったら留年って言われてなかったっけ?』

腹黒そうな笑顔で言ってやったww

「じゃあうちらは大丈夫だーww
隆聖、憂聖と一緒に茉美のお供するね♪」お供ってなんだよ。おかしいだろww
でも私らとつるんでる女の子達は平均的な点数取れてるからな。

『じゃあ久しぶりにこの人数で行くか。』

2ヶ月くらいぶりか。
この大人数で屋上行くの。
今日は何して遊ぶかなー。