記憶の欠片

そりゃそうだろ…
何か変なもん食ってたら即病院行きだ。

「学校着いたー!」

隆聖はしゃぎすぎ…

『声でけぇし耳いてぇ』

ん?
声に出しちまったか…

「あ、茉美ごめん…」

すぐ謝るとこ女々しいよなー

『あー。ビビっただけだから』

泣かれるとうぜぇから許す。

「おwwお前ら性別逆だろww」

なにこいつ…
笑いすぎだろ!

「あ、ま、茉美ちゃん…お、おはよう!」

…ん?あぁ。
同じクラスの葛西 麻美(かさい まみ)だっけ…?

『ん。』

はい。みじかーい!
まともに挨拶出来るようにならねぇとなー

「葛西ちゃんおはよー!」

私がしっかりしなくでも隆聖がしてくれれば良いか。

「今から職員室行くのー?」

隆聖の野郎、葛西さんのことナンパしてんのか…?

「え、あ、は、はい…」

すげぇ困り顔してんな。

『担任に、転校生女か男か聞いてもらえると嬉しいんだけど…』

軽めで喋ってみた。つもり。怖かったか…?葛西さん怖がってんのかわかんねぇ微妙な顔してる…

『葛西さん…?』

心配になって声かけてみたらニコって笑ってくれたから、怖がられてはねぇらしい。

「う、うん。き、聞いてくるね♪」

笑顔でつぶやいて職員室の方に歩いていった。

『私らも教室行くぞ?』

私らもって何ww
気づいたら口にしてた…階段を上ってる途中で、知らない女子に「あの、これ貰ってください」って、手紙を貰ったから廊下で読んでたら吹き出しそうになっちまった…
それが隆聖宛の手紙だったから。