翌朝、鎌倉駅で刑事のように張るあたし。
電車から降りてくる学生の集団の中に、やっぱりあたしにはキラキラ輝いて見える、彼の姿を発見する。
今朝は、平野くんを含めた友達何人かで話しながら歩いてる。
あたしは躊躇なく、石川くんに駆け寄った。
「石川くん、オハヨ!」
予想外に大きな声が出てしまって、石川くんもまわりの男の子も、一瞬動きが止まった。
どうしよう、とうろたえるあたしを救ってくれたのは平野くんだった。
「駿、俺ら先に行ってるな」
誰、誰? ってざわめく男の子達を促して、あたしと石川くんを二人にしてくれる平野くんに、ペコリとお辞儀した。
電車から降りてくる学生の集団の中に、やっぱりあたしにはキラキラ輝いて見える、彼の姿を発見する。
今朝は、平野くんを含めた友達何人かで話しながら歩いてる。
あたしは躊躇なく、石川くんに駆け寄った。
「石川くん、オハヨ!」
予想外に大きな声が出てしまって、石川くんもまわりの男の子も、一瞬動きが止まった。
どうしよう、とうろたえるあたしを救ってくれたのは平野くんだった。
「駿、俺ら先に行ってるな」
誰、誰? ってざわめく男の子達を促して、あたしと石川くんを二人にしてくれる平野くんに、ペコリとお辞儀した。