「お母さん?行ってくるね?」



いつもの通りお母さんからは
返事はこない。


仕事で疲れて眠ってるから。





いつもの公園で莉奈を待つ。


「おはよー!夢菜!」


「おはよ。莉奈!行こっ」


何時もの通り、
通学路を二人で歩く。


「ねえ、莉奈。」


「ん?」


「あたし、先生と付き合う事になって」



昨日あった事すべてを
打ち明けると

リナは


「ぇええええっまぢ!」

と、とても驚いたあと


「良かったね!」


そう言ってとびきりの笑顔を
みしてくれた。



先生の事を二人話しながら
歩いていると

あっとゆう間に学校へついた。


先生はいつも通り

校門にたっていて


「おはよう。」


そう言って
すれ違う時にばれないように

手を握ってくれたんだ。






「なに、こそこそ、
手握り合って!」


莉奈は先生に聞こえない程度の
声で私に言う。


莉奈には見られていたらしい。


「えっ??み、みてたの?」



すると莉奈は余裕げに

頷いて、


「あれぢゃ、食われるのも
早そうね。」

だなんて、言うから。


朝から私は赤くなったり。
青くなったり。