私はその時、
勇敢だった。
勇気ある行動をした。
いま思えば何故こんな事が
出来たのだろう。
私は先生を力一杯抱きしめた。
「私は、ふられても
あなたが好きです。あなたが
目を合わしてくれなくても、
忘れてくれといっても、
忘れません。
一度は忘れようとしました。
だけど、あなたの優しさが
忘れられませんでした。
私の小さく小さく折りたたんだ
はずの気持ちを 開いたのは
紛れもなく私。
でも、開かせたのはあなたです!
先生、、。先生じゃなきゃ嫌だ。」
言えた。
言えたんだよ。
気持ちを。
折りたたんだ気持ちを。

