内緒の気持ち

先生も私もあの日から一歩も

動かずにいた。。。



「俺がお前をやっぱり、」




「そうだよ、先生は私のことが
まだ好き。

それで、、。」


「それで??」


「それで、そして、
私も先生の事が好き。」




きっと私はいま
酷い顔をしている。


涙でぐちゃぐちゃになってる。




「ついたぞ。」




「ありがとうございました」



「親御さんは?明かりついてないけど」



「居ません。仕事です。」




「そうか。帰ってくるんだな?
そのうち」



「わかりません。」




曖昧な返事に先生は
首を傾げる。


「車に、もどれ」

そして、私を再びクルマへ
戻す。




「話もまだ終わってないし、
親御さん、いないんじゃ心配だから
とりあえず、俺の家いくか?」

先生の家???



「はい。」