内緒の気持ち

長いキスから
解放され、唇が離れる。


必死で息を整える私


「佐藤、ごめん」

急に謝る先生。


「先生、なんで、？
き、キスなんて」


「ごめん。」

ただ謝る先生。

「先生は私の告白を
ふったんだよ？」


「違う。ふってなんかない。
俺もお前のことが
気になってる。」


え？？？？


「え？でも困るって」


「佐藤、俺の話聞いてくれるか？」


「は、はい。」


「俺はお前のことがいつも
気がかりだった。お前の
授業中の寝言から出回った
噂が原因かな？

俺はお前を目で追うように
なってた。でも単なる生徒
としてだと思い続けてきた。

でも、お前が今日
好きな人がいるって
言ったとき。。。

お前がそいつの事考えて
夜も寝れないほど好きだと
知って、妬いてる自分が居た。

おれは、まさか、そいつが
自分だなんて、思っても
見なかった。


だから、そいつに
告白して欲しくない。
そう思った。」



「だから
困るって言ったんですか？


、、、。うそ、、。」


先生も、私の事

好きだなんて、、。


それは奇跡のような

出来事で、



私は宙に浮くような

ふわふわした気持ちで居た。