先生のせいで眠れないのに
その原因張本人から
何故と聞かれても
本当にこまる。。。
「考え事?悩みか?」
更に掘り下げる先生。
「いえっ、対した事は、
無いんですよ。」
誤魔化す私に容赦しない彼
「対した事じゃなきゃ
寝れるだろ?普通。。。
吐いて楽になるなら吐け!
聞いてやるよ!」
私はこのとき決心をした。
モヤモヤしたこの感情を
取り除くために、
先生に聞きたい事を聞くと。
言いたい事を伝えてしまおうと。
ただ、先生へのキモチと
ばれぬように。
困らせないように。
「、、。」
「ゆっくりでいいぞ。
星野先生も、今居ないから!」
スーッと、一息吸い込む。
ゆっくりと吐く。
「先生、私、好きなひとがいるんです
その人は、私なんかよりも
大人な人なんです。
心も何もかも。
私はその人に恋をしてるけど
気持ちを伝えられずにいます。
その人はきっと
私のこと 何とも思ってないんです。
私はそれを、分かっているけど
辛くて、辛くて。
せめて視界にでも入れて欲しくて
だけど、気持ちを
表したら、
その人を困らせる事になるんです。
先生だったら
好きな人に好きな気持ちを
伝えると相手が困ると
わかっていても
伝えますか??」
言い切った。。。
今のキモチを。

