内緒の気持ち

それから保健の先生に、
湿布を貼ってもらい、

丁度いいタイミングに
先生が来た。


「ほら」

先生はまたかがむ。


「すいません。
ありがとうございます。」

先生の背中に身を預ける。


ードキドキドキー

うっわ、一時停止してた

ドキドキの病。再発だ。



「佐藤?なんでパス練で
捻挫なんて?」

先生は私に聞いた。

まさか、美咲さんが先生のこと
好きとしって動揺しました

なんて言えるはずもなく

「ドジなんです。私。」

そう言うしかなかった。

もちろん、ドジなんだけど。


「ドジかあ、俺はドジ
いいと思うよ?世の中
ズル賢いやつなんて

たくさん居てさ、
自分だけよければそれで良くて
ドジなやつを踏み倒して
富や名声を手に入れるやつもいる。


確かにドジな人は損かもしれない。

でも、そんな汚い人間より

全然いいさ、むしろカッコいいぞ!」




先生の表情は見えないけれど、

きっと、今笑ってるだろう。


「せんせっありがとう!」


「おう、ドジ!」



ん?聞き間違え?

今先生の口から。。

「え?」


「ドジ佐藤!」



ぬぬぬぬぬぬぬぁにぃい?


先生ってこんなにも
ドSなの?さっきも

思ったけど、