内緒の気持ち

告白されたと言っても
まだ、言いかけだったけど
、、。



「佐藤?おまえはどうなんだ?」

「え?どゆことですか?」

「好きな人とか居ないの?」

急に聞かれるものだから
下を向いて赤面した顔を隠す。


好きな人に好きな人誰って
聞かれるなんて、、、



「、、、」

わたしが無言でいると

「ごめんな!変なこと聞いて!」

沈黙を先生が破る。

そして
「気をつけて帰れな!」

そう言って去って行こうとした


そのとき
ーガシー

なんでだろう、

なんか、手が出て
それも勝手に。

先生に「待って」と言って
手首を掴んでいた。


「ど、どうした。」

先生は平然といったが、
顔は少し動揺してるように見えた。




わたしは口を開いた

「先生は知ってるんでしょ?
わたしの授業中の寝言。

それにまつわる噂」