「さっ、茉央はそのまま寝室に行け。」 「え、なんでですか? 久しぶりに家に帰ってきたのに。」 「茉央とお腹の中の子が心配だからだ。 家の事は俺がするから茉央は寝ていろ。」 「大丈夫ですよ。 それにお医者さんにも少しずつ運動をしなさいって言われましたし。」 「だがな……。」 「私は大丈夫ですから。 何かあればすぐに呼びますし。」 「……分かった、絶対だぞ?」 「はい。 ……あっ!」 「うわ! なんだいきなり!?」