「あぁ、じゃあ、それで頼む。 ……さて、帰るか、茉央。」 「はい。」 車に乗るとエンジンをかける。 「茉央。」 「はい? ……ん…。」 「ごちそうさま。」 ペロッと自分の口を舐めるその仕草がたまらなくエロく見えてしまう。 「…バカ。」 「ハハハ、バカね。」 「………。」 やばい。 つい口にしてしまった。 「後で覚えておけよ。」 「………。」 あー! 私はなんて事を言ってしまったんだ!