『あ、そうそう、あれは届いたかしら? 離婚届は?』 「っ……」 『早くサインしてね? じゃないと私達結婚できないんだから。』 じゃあね、と言って切られた電話からはプーップーッと音がするだけ。 床に落ちた紙を拾いもう一度見る。 そこに書かれているのは紛れもなく、 離婚届 そして綺麗に書かれた春樹の名前。 ね、春樹さん。 私達は終わりってこと……? 幸せは音をたてて崩れていく。