「起立!」 担任が入ってきた。 「愁は?」 『今、教室に向かってる』 「初日そうそう遅刻扱いだな」 「遅れてすみません!」 「大原!おまえは去年も遅刻魔だったな」 愁は担任を無視して席に座った。 席は私の2列後ろの席だった。 「紗季、ありがとな」 『いえいえ』 私の学校の生活は、 愁と付き合い始めた頃の輝きを 取り戻した。