今は昼休み。 こっそりと学校から脱け出し、少し先にある学校へ走る。 早くしないと昼休み終わっちゃう。 息が苦しくて足が縺れそうになっても、一刻も早く着かなくては。 「はぁはぁ」 やっとのことで目的地に到着。 それでもまた、走らなくてはいけない。 流石に、堂々に正門から入るわけにはいかないので、裏門に回り、あの人が居るであろう教室に向かう。