「…?、朔月身体痛いのか?」


オレが光樹に抱きつかれていたため痛む首筋を撫でたり回したりしてたら首を傾げた哲に聞かれた

尚輝はよいしょーってソファーに座っている


『…そう。それがな、昨日の夜寝た後から光樹に抱きつかれたまんま寝たらしい』

「はぁ!?抱きつかれたって…朔月の同意の上で?!」


ガバッとベッドから降りてこっちに歩いてきた哲に身体の心配をしつつ言葉を続ける

『なわけあるかっ!朝に気がついたんだよ…あー、不覚だった』


何気昨日のは疲れてたのかなーって話ていると尚輝がアハハハハハって笑い出した


『…何で笑われるんだよ』

「プッ、アハハ。抱きつくって!小学生か!」

「さ、朔月!他には?他には何かされてないだろうね!?」

『え?う、うん。何も…』


何もしてないのっ!?ってまた笑い出した尚輝に心底ホッとしたような顔の哲

哲は分かるけど何笑ってんの?フラミンゴ


「あー止まんない。クッ、ハハハ」

『……何で笑う?』

「えー?だってー、あの女抱きまくり手出しまくりの光樹が抱きついただけって……プッ、駄目だ〜〜〜アハハハハハ!いつからそんな奥手に〜?ギャハハハハ〜」


最早下品な笑い声だな…
こっちとしたら抱きつき攻撃結構効いたんだけど

笑い転けてる尚輝はほっといて哲に目を向ける