『お、オレで良ければ…』

「!参加してくれる!?」

『う、はい…』



キラキラした目を向けられ眩しさに目が眩む

純粋とはこのことか

天使とはこのことか


ふーむ、





あー!!
可愛すぎ



「ありがとう!」

『い、いえ…』



握られた手にドギマギなオレ

女の子だなぁ、やー可愛い










可愛い里江先輩…天使な里江先輩……

や、ふざけてないから



里江先輩と別れて教室に戻る最中です

相模先輩の不適な笑みを忘れてはいけない

絶対あの人は狙ってた

オレが里江先輩に弱いことを理解しやがった

まんまとはまったオレは馬鹿だ




話が終った時には昼の休憩に突入

オレが出場するはずだった大玉転がしは終了していた(泣)




グラウンドのすみのクラスのテントに戻れば誰もいない

何処に行ったんだ!


って怒ったのはさっきまでのこと


ま、オレも席はずしたのは悪かったけど、


しょうがないから教室に持ってきた弁当を取りに行く



教室には誰もいない



あれ

いや、居るかと思ったんだよね