「行くのやめたら?黒崎君あんまり行きたくないでしょ?」

『……慎二!』

「!?」


オレは慎二の肩をガッと掴んだ
ビクッとした慎二に必死にお願いする


『黒崎君やめろ!アイツと被る……』


ゲンナリしたオレに慎二は何だ…って顔をしたがすぐにニッコリ笑って


「じゃあ、朔月君って呼ぶね」

『うん』


うん
違和感なしだよ


「…で、テメェは行くのか?」

『行かない訳にはいんだろー?約束しちゃったし』

「無視すれば良い」

「でも、なんの用か分からないうちは行った方が良いんじゃないか?」

「哲の言うとおりだねー俺も行った方が良いと思う!」

『うん、行くのは行くけどさー関わりたくないんだよなぁ…なんか怪しいし』



フム…と皆で考える


「…生徒会ってあんまり良い噂聞かないよね?」

「そぉーだねぇ、権力使って怪しい事してるよねぇ?」

『そうなの?』

「らしいよぉー?だからさっくんを関わらしたくないんだけどなぁ」

『……』

「ま、取り敢えず行ってこいよ。んで、俺らに話せよ?」

『了解。あ、翔何気にオレのおかず取んな!』



会議に無参加中だった翔がオレの弁当のおかずをパクリ



そんなこんなで会議終了

大した事話してないけど
やっぱり生徒会は怪しい危険って事


うーん


面倒だ…