「真琴どうした?俺、気に障ることしたかな?ごめん。余計なこと言っちゃったね」 私が、ぼーっと考えこんでいたから、晴人くんを焦らせてしまった。 「あ、違うの。ごめん。ちょっと考えことしちゃってた。晴人くんは何もしてないよ」 晴人くんと一緒にいるのに、健のことばっかり考えるなんて、失礼過ぎる。 私が反省してシュンとしてると、 私の肩に手を回して、私の気持ちを悟っ たかのような笑顔をくれた。 何も言わない。 それが、彼の優しさだった。