真琴。





聞こえるか?






俺の声。俺の歌。








お前が俺に命を託して、10年が経ったんだぜ?






お前は、ずっとこの先も俺の心の中で生き続けてるんだ…。





だから、歌うよ。






俺たちの夢がついに叶ったんだ…。









俺は歌うよ。







お前の為に。









大きなステージ、大歓声をあびながら、俺はゆっくりと目を開き、弦を弾いたー