「な、なんで?何してんの!?」 確信に変わった瞬間、リビングの扉を勢いよく開くと、お母さんが作ったご飯を健は、頬張っている。 目の前に居るのは、間違いなくアイツだった。 「何って、飯食ってる」 「そうじゃなくて!なんで、ここに…?」 「うほー!肉じゃが!!」 一瞬、こっちを見たかと思うと、健はすぐさま、お母さんの料理に目を向けている。