「絶対読んでね。じゃあ、あたし帰るね…。誕生日おめでとう」 桐谷はそういうと去って行った。 俺は、二冊の日記を見つめた。 あいつが日記を書いていたなんて、知らなかった。 『真琴の想いがたくさん詰まってた』 桐谷の言葉がぐるぐる回る。 日記かぁ… 俺、読んでいいのか? 真琴… なぁ…? 俺は夜空を見上げた。 今日も月が綺麗だった。