「目覚めましたね。分かりますか?」 看護師の姿が目に飛びこんできた。 あれ? ここは病院? 砂浜に居たんじゃ…? 真琴とさっき会って…? 事故は単なる悪い夢で… 事故… じこ…? 俺はハッとして起き上がった。 そして、看護師の腕を掴んだ。 「あいつは?真琴は無事なのか?!」 話を聞いた俺は看護師の制しを振り切り、真琴が居るICUへ向かった。