電話を切り、息を吐いた。 砂浜に打ち寄せる波の音が心地良い。 今日一日中、ここに居た。 ギターを奏で、ずっと曲を作っていた。 そして気が付けば海の水平線に日が沈み始めている。 隣に、真琴が居ないのが残念で仕方ない。 携帯電話に打ち込んだ歌詞は、真琴のことを想って書いた。 やばい…なんだか無性に恥ずかしくなってきた…。 早く戻ってこねぇかな? 一分でも一秒でも、早く逢いたい。 この曲を聴かせたい。 俺は再びギターを手に取り、音を奏でた。