真琴は、しばらくしてゆっくりと落ち着きを取り戻し、涙を拭いながら立ち上がった。 俺は立て掛けてあった折りたたみ椅子を広げ、真琴に座るよう促した。 真琴が椅子に座ると、俺はベッドに座った。 重い沈黙が続く。 その時、真琴がスーッと息を吐いた。 そして、俯いていた顔を上げて、俺をじっと見つめた。