どのくらい経っただろうか…? 真琴の熱が俺に伝わってくる。 震える真琴。 涙で顔がぐちゃぐちゃになりながら、気持ちをぶつけてくる真琴。 幼なじみで付き合いが長いのに、こんな姿の真琴を見るのは初めてだ。 こんなにも弱々しい真琴を見るのが辛くて苦しくて仕方なかった。 こんなにも俺は、真琴を苦しめてしまっていたのか…? そう思うと、自分自身に腹が立って仕方なかった。 ごめんで済んだら警察なんていらいない。 そりゃそうだよ… ホントに、俺はバカだった…。 俺は唇を血が滲むくらい噛み締めた。