それからしばらく彼女と何気ない会話を楽しんだ。 「ねぇ?真琴ちゃん…私モデルやってみようかな?」 「え?良いんですか?」 「うん。真琴ちゃんが撮る写真だったら、被写体になってもいいかも」 「あ、ありがとうございます!!」 深々と頭を下げる真琴ちゃんの力になりたいと思った。 短時間でも惹きつける魅力が彼女にはあった。 そして、三日後の日曜日に撮影をする約束をして別れた。