しっかりね…か… 出来るの?私に… だって、健だよ? 子供の頃から一緒にいた健だよ? あたしには…無理だよ… 病気なんて… 絶対に信じたくない。 健の嘘つき… なんで? なんでよ? どうして今まで黙ってたの? そばに居たのに何ひとつ気づかなかった自分が悔しいよ… 悲しいよ… 健…。 結局私は泣き崩れ、健のところに行くことが出来なかった。