「いてぇ」 目を開けると、俺の顔の真横に真琴の頭があった。 真琴が仰向けに倒れた俺の体の上に倒れた体勢だった。 とりあえず、真琴を支えた状態で倒れたことに安心した。 頭を打ってないみたいでよかった…。 つか… この体勢やばくねぇか? 理性が吹っ飛びそうになる。 真琴の髪のシャンプーの匂いが理性を撹乱させる。 「んーやだ、もう」 真琴が起き上がろうとした瞬間、 俺と真琴の唇が重なった。