祐樹くんからの電話があり、家に戻ってきた。 家に帰ると、祐樹くんと夏美が来ていた。 「夏美も来たの?」 「うん、祐樹くんから連絡もらって、あたしも心配になったから」 「そう…ごめんね。なんか…」 「真琴が謝ることじゃないでしょ?それで、健くんは?」 私は、首を横に振った。 「どこ探しても居ないの…アイツどうしてまた居なくー」 その時、ソファーに立て掛けてある物が目に飛び込んできた。 「健のギター!?な、なんで?」 間違いなく、健のギターケースだった。