ーピピピッ!


携帯電話のアラームで目が覚めた。



時刻は7時半。



ベッドから起きるが、頭がぼーっとする。


カーテンを開けると、朝日が眩しくて目を細めた。


鏡を見ると、案の定目が腫れている。



やっぱり…


夢じゃなかったんだ…。



私は、深いため息を吐いた。



健と顔を合わせるのが憂鬱だった。